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【事例】コミュニケーション/アサーション,【事例】学校教育関連,2017年度研修実績

新城市小中学校教務・校務主任者会

テーマ 「アサーション入門」
 ~私も、あなたも大切にするコミュニケーション~
実施日 2017年11月29日15:00~15:40
概 要  相手を傷つける言葉を平気でつかう児童・生徒が増えている現状を鑑み、まず教師が自他尊重のコミュニケーションである「アサーション」を学び、生徒に伝える必要があるというご意向により、実現した研修であった。研修ではアサーションの成り立ちや基本的な考え方をお伝えし、ワークシートを用いて理解を深め、自分の思いを正直に、かつ相手に伝わるように話す方法を具体的な事例を交えて解説した。
派遣研究員 水野節子

「アサーション入門」と題したこの研修には、40数名の先生がたがご参加くださり、終始熱心に受講してくださった。1970年あたりから米国で公民権運動を背景に生まれてきたアサーション・トレーニングの成り立ちは、単なる話し方のマナーとは異なり、アサーションが「人として生きる権利」の一つであることを象徴している。感情や考えに制限がないのと同様に、自己表現も言論の自由のもと、規制されることはない。しかしながら、その言論の自由は誰にでもあり、影響力の強い人に限られたものではないため、他者の発言権を奪うような攻撃的な言動をとることは権利の侵害にも当たる。

 

 そうした背景をご理解いただいた上で、アサーションの考え方の土台にあるコミュニケーションのパターンの解説を行い、ワークシートを用いて人それぞれの感じ方の違いを知り、理解を深めていった。さらに、自らのアサーション権を活かして他者とつながっていくために、自分の思いを正直に、相手に伝わるように話す方法として、「私」を主語にした「アイ(I)メッセージ」で話す方法を紹介した。「アイメッセージ」で話すと、自分と他者の区別がつきやすく、自らの正直な思いを伝えやすい上に、相手の批判や評価にはならない表現がしやすい。

 

 また、自分や他者の感情や必要としているものに気づき、共感することからはじめるマーシャル・B・ローゼンバーグ博士のNVCについても紹介し、どのようなアサーション(自己表現)をするかによってお互いの関係の質を深めていくこともできるのが人間であることをお伝えした。

 

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