研修を依頼する

【事例】看護医療教育関連,2015年度研修実績

平成27年度 愛知県看護協会脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 教育課程

テーマ リーダーシップの方法論
実施日 2015年4月6日(月)9:30〜15:00
2015年4月7日(火)9:30〜12:40
概 要  集団や組織の目標を達成する上で必要なリーダーシップ活動について理解する。実践の場において、質の高い看護ケアを提供していく上で必要な日程看護師のリーダーシップの役割について考察する。

 

講義内容
  1. 「プロセスとは何か」を理解する
  2. 「体験から学ぶ過程」を理解する
  3. 体験を通して、グループプロセスに気づく
  4. グループや組織に変革をもたらすリーダシップ
  5. グループプロセスに気づき、働きかける
派遣研究員 津村 俊充

 2015年4月6日(月)午前9時30分〜午後3時まで(90分3コマ)と7日(火)午前9時30分〜12時30分まで(90分2コマ)の合計5コマを使って「リーダーシップ」をテーマに研修を行ってきました。
 脳卒中リハビリテーション看護師教育課程に参加されている方は、13名。いつもよりも少なくて、静かな雰囲気の中で始まりました。
 まず、2日間5コマのねらいの説明をし、2日間のプログラムの流れを紹介しました。
 そして、すぐに実習「同心円実習」を行い、一人ひとりが体験していることをふりかえり、個人レベルのプロセスとしての「行動・思考・感情」の領域で自分をふりかえる大切さのお話をしました。自分の体験を語る発達のステージの話やE.シャインのORJIモデルなども含めかなり丁寧に話しました。もちろん「コンテントとプロセス」も。このレクチャが終わったのが午前10時50分。休憩をとって、午前の後半は午前11時からスタート。
 問題解決実習「おもしろ村」に入る前に、グループプロセスを観察する視点についてお話をして、特に、今回の講座のテーマである「リーダーシップ」について2つの機能の話もしました。それらの視点から、グループプロセスを見ること、また意識的に自分や他者を見ることもねらいとして強調してグループワークに取り組みました。
 2つのグループ活動のうち、ひとつのグループが全問正解でした。ふりかえり用紙記入にもしっかり時間(20分ほど)をとり、「体験学習のステップ」の話をして、休憩後の午後の活動の予告をして、昼食時間となりました。
 グループメンバー数が、6人と7人の2グループであったために、わかち合いの時間もしっかりとりました。午後1時30分ぐらいから2時10分ぐらいまでかかったでしょうか。その後、インタビューをしながら、気づきや学び、体験したことを参加者に語っていただきながら、準備していたPPTスライドを見てもらいながら、「JOHARIの窓」「タスクプロセスとメインテナンスプロセス」「人間関係とは」「マズローの動機階層モデル」の話まで展開しました。参加者には入力オーバーになったかもしれませんが、関心をもって聞いてくれていました。
 そして、7日(火)午前9時30分に、2日目スタート。まず、昨日の学んだことのおさらいをしながら、「ベックハードのGRPIモデル」のお話をして、それぞれメンバーの課題を考え、新しいグループ、3グループ(今日は、5人、4人、4人)でブロックモデルを行いました。最近は、使用するモデルのブロックは固定しているのですが、なかなか難しい課題になったようです。実習実施に50分ぐらいかかりましたが、実施とふりかえり用紙記入、そして分かち合い(25分ぐらい)を行い学んでいただきました。こちらもインタビューをしながら、コメントを伝えながら、出来る限り学びが広く深く活かされるように配慮しながら対応しました。
 最後の40分ほどの時間では、リーダーシップの概論としてリーダーシップの「特性論的アプローチ」「機能論的アプローチ」「状況論的アプローチ」のお話をして、最後に、「内省的実践家になること」をめざそうというお話で閉じました。
 参加者の皆様方にとって何か一つでも有意義な学びを持ち帰っていただけるならば幸いです。

 

ブロックモデルのモデル ブロックモデルの組み立て計画中 ブロックモデルの組み立て中

 

使用テキスト
「プロセス・エデュケーション 学びを支援するファシリテーションの理論と実際」津村俊充著(金子書房)2012
sプロセスエデュケーション表紙