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【事例】看護医療教育関連,2015年度研修実績

静岡県看護協会 ファシリテーション研修

テーマ グループに働きかける力を磨きましょう!!
実施日 ① 2015年8月4日~6日 2泊3日合宿
② 2015年8月29日 9:00~17:00
③ 2015年10月10日 9:00~21:00 11日 9:00~17:00 
概 要 看護専門職に必要な自律性・主体性を育む「支援」と「促進」を実践するためのファシリテーション技法を学び、演習を繰り返しながらその技法を習得することを目的に、ラボラトリー方式の体験学習を用いて体験的にファシリテーターについて学びを進めた。
派遣研究員 杉山郁子

昨年に引き続き、静岡県全域の病院から集まった師長クラスの看護師25人に対して、1泊2日の合宿も含む3回のシリーズでファシリテーターの研修を行った。

 

①ねらいを
「体験から学ぶラボラトリー方式の体験学習についての理解を深める」
「グループや他者との関係の中で起こるプロセスに気づき、働きかける」
「ファシリテーションとは何かを知る」

として行った。初日はラボラトリー方式の体験学習の学び方や一緒に学び合う仲間づくりを中心に行った。2日目はリーダーシップの小講義後、実際に自分を活かしてグループワークに取り組くみ、自分がグループに与える影響について学んだ。その後、実習「POPO」を行い、グループプロセスを見る視点についても学んでいった。3日目は、自分たちのグループがどのような現状であるかを、レヴィンの「場の理論」を使って分析し、グループの課題と自分のファシリテーターとしての課題を明確にし、グループで最後の課題に取り組むことを通して、ファシリテーターの働きとは何かを体験的に学んでいった。


②ねらいを
「ファシリテーターの働きを理解する」
「ファシリテーターとしてどのような働きかけができるか試みる」
「互いの学びを援助し合う体験をする」

として行った。まず、先回からの自分をふりかえり、今回の研修で学びを進めていく準備をした。その後、自分のグループ内でファシリテーターを実際に体験して学ぶ機会として、ファシリテーター役、司会進行役、書記を決めてコンセンサス実習と問題解決実習を行い、その体験をふりかえり、ファシリテーターとしての学びを進めた。


③ねらいを
「グループの中での人間関係(グループプロセス)に目を向け、意識的に働きかけるファシリテーションの理解とスキルを身につける。」
に絞り、最初に今までの体験をふりかえり、ファシリテーターとして個人のねらいを明確にした。その上で、自分自身のこととして試みをすること、積極的に取り組んでいくことを強調して始めた。2日間で全員が1回ずつ他のグループに出張して、課題とふりかえりの際にファシリテーターを行ない、その後ファシリテーターへのフィードバックをしてもらうことで体験的に学びを深めていった。誰もが手探りながら自分のグループのメンバーの支えもあり、自分らしいファシリテーションのあり方を探ってチャレンジを行った。

 

全ての日程において一人の欠席者もなく積極的に参加することから、ファシリテーションへの理解を深め、実際に自分ができるファシリテーションはどういうものなのかについて、多くの学びを自ら得ていかれる研修となった。
※ 詳細を「体験学習実践研究 Vol.14」に掲載しています。参考にしていただければ幸いです。


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