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【事例】看護医療教育関連,2015年度研修実績

北区自立支援連絡協議会事業所部会研修会

テーマ 自分の知る自分、他人の知る自分、自分の知る他人
~自他尊重のコミュニケーション~
実施日 2015年12月10日(木) 18:30~20:30
概 要 名古屋市北区にある社会福祉施設や医療機関を中心に構成される自立支援連絡協議会に所属する事業所の職員を対象とした、コミュニケーションを学ぶための研修会として依頼を受けた。 普段の自身のコミュニケーションを、他者とのかかわりと小講義を通して学び、利用者やその家族、同僚とのこれからのコミュニケーションに活かし、かかわりを育むためのヒントを得ていただくことを目的として実施した。
派遣研究員 岡田 衣津子

名古屋市北区の障害者の社会福祉施設や医療機関を中心に構成される北区自立支援連絡協議会において、対象者やそのご家族、同僚とのコミュニケーションを学ぶための研修会を依頼された。「自分の知る自分、他人の知る自分、自分の知る他人~自他尊重のコミュニケーション」というタイトルをつけていただき、自分が普段行っているコミュニケーションの特徴を、他者と実際にかかわることを通して、知るとともに、他者理解を深めていただくことをねらいとした研修を行った。

 

参加者は28名。ねらいは「職場における利用者や同僚、保護者の方々と信頼し合える関係を築くために、コミュニケーションにおける自分や他者の違いに気づく」とした。短い実習を実施した後に、近くに座ったペア、もしくはトリオで話し合うことを繰り返す構成になっており、できるだけ同じ事業所の方々が隣同士にならないように座っていただいた。

 

開始時間に参加者全員がそろわなかったこともあり、開始はやや慌ただしさがあった。導入の後に、アイスブレイクを兼ねて「今日一日をふりかえって」というテーマでペアで5分間話し合いをした。職場であったこと、家族とのやりとり、会場に来るまでにあったことなど、初めて話をした人も多かったようだが、笑顔とともに和気あいあいとした会話がなされた。その後話し合いの中で起こっていたこと(話しながら感じていた気持ちなど)をメモした後にシェアした。インタビューでは、「初めは不安だったが相手がよく聴いてくれるのでもっと話したくなって、大変盛り上がった」「私は相手の話をきちんと聞いているだろうか不安になった」などという話を聞くことができた。その後、小講義「コンテントとプロセス」を行い、今起こっていたことを氷山図を用いて説明した。
自分と他者のとらえ方が異なることを学ぶため、実習「流れ星」を行った。それぞれが描いたものを近くの人たちと分かち合うことで、1つと同じものがなく、同じことを聞きながらそれぞれが聞いていること、とらえていることの違いを明確化した。その後「コミュニケーションプロセスとその阻害要因」の小講義を行った。
休憩後、自分も他者も尊重するコミュニケーションとして「アサーション」という考え方を説明し、その後自身のアサーション度を確認するためにアサーションチェックリストを実施した。自分のコミュニケーションの傾向を知り、さらにトリオで話し合うことで、アサーションの考え方、普段の自分の他者との関わり方について理解を深める機会を得た。


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