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ラボラトリー体験学習基礎講座

【実施概要】第5回プロセスから学ぶグループとわたし【札幌開催】

内容

 この講座は、「ラボラトリー方式の体験学習」を用いて、グループの中での人間関係を学ぶ基礎講座として位置づけています。
私たちの日常生活の8割以上がグループで過ごしているとも言われます。その中で、私たちはいろいろな体験をしながら生活をしています。その日々の生活体験は、時としてつらく悲しい体験もあれば、楽しくうれしい体験もあります。さまざまな体験から、自分自身を成長させたり、またその環境を変化させたりすることができれば、日常の体験は違った意味をもつことでしょう。
 この講座では、日常の体験から学ぶための視点として、「コンテントとプロセス」、「体験から学ぶ循環過程」などについて体験を通して学びます。日常のグループ活動の中では、仕事や課題に取り組むこと、話題や課題の内容(コンテント)に夢中になり、その活動の中で起こっているメンバーの気持ちやお互いの関係(プロセス)に目が向けられずに過ごしてしまっています。この講座では、個人の中で起こるプロセスやグループの中で起こるプロセスを観る視点を学びます。そして、そのプロセスから学ぶための学びのステップも紹介しながら、グループの中でのわたしやグループに気づいていくプログラムです。それらの体験を通して、グループやわたしをマネジメントする方法を学ぶことができればと考えています。
 また、グループワークによる体験学習を提供しようとされている教育担当者(学校教育関係者、コンサルタント、キャリアコンサルタント、カウンセラーなど)には、本講座の学習者としての体験をおすすめします。

参考テキストとして、「プロセス・エデュケーション〜学びを促進するファシリテーションの理論と実際〜」津村俊充著(金子書房)をおすすめします。

 

講座の学習目標としては、

  • ラボラトリー方式の体験学習による学びの基礎的な考え方と具体的な進め方について体験を通して理解を深める
  • グループ・ワークをおこなう過程で生まれるプロセス(メンバーの参加の仕方、コミュニケーションのありよう、意思決定、リーダーシップなど)に気づく
  • グループ・ファシリテーターとして実践する際の自分のありよう(他者との関わり方、グループの中で自分の影響など)について、自ら気づくとともに、メンバー相互のフィードバックの授受を通して、学ぶ
  • =このようなことを目指している方にお薦めします=

     

    ・ラボラトリー方式の体験学習を基礎から学んでみたい人
    ・日常生活での人とのかかわり方を見直したい人
    ・人との関係やチームワークを大切にしたい人
    ・人の気持ちを大切にした支援をしたい人
    ・グループワークを用いた教育実践をしたい人
                                 など


    気づいたこと・学んだこと(2017年札幌:参加者アンケートより)

    • コンテントもプロセスも充実していて、ふりかえりがゆったりできた。
    • 「チームをつくること」これからの自分のミッションになりました。
    • 体験学習を経験豊かな参加者とともに“体験”できた。特に、“質のよいプロセス”を通して成功体験を実体験できたことは最高でした。
    • 目的としていた「自分を知る」「職場の人材育成に活かす」ことが、大いに満たされました。また、体験学習を学ぼうという素敵な方々と知り合うことができました。
    • 体験学習のコンテントとプロセスの意味の理解がある程度深まった気がします。また日常に具体的に活かす場面を考えられました。
    • 自分の学習の傾向が見えた。
    • シミュレーション教育のふりかえりに活かせます!!
    • 理論的な面はわからないところもありますが、基盤にあるものとして自己の存在価値を自分自身が認めていき、相手の人の思いや考えも受けとめることなのではないかと考えられました。
    • 同僚との関係づくり、教員なので、教えている児童との関係づくりに役立てられる。
    • 実践と理論のバランスがちょうど良い。異業種の方と学べるのが良かった。2日間があっという間だった。ただ、コンセンサス実習は、正解のあるものに挑戦したかった。
    • 理論的な背景がわかり、プロセスの見方が理解できた。
    • グループの効果が実感できた。