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コア・プログラム(Tグループ)講座

第4回 【実施概要】Tグループ(人間関係トレーニング)

 Tグループ(Tとはトレーニングの略)とは、人間理解やリーダーシップなど相互にどのように影響し合っているかなどを探求し、参加者一人ひとりのありようやグループダイナミックスを理解して、リーダーシップを発揮することなどを学ぶプログラムです。ラボラトリー・トレーニングとか、ラボラトリー方式の体験学習とよばれるのは、1947 年にスタート時にTグループが、「Human Interaction Laboratory」とよばれたことによります。
 Tグループは、私どものJIEL 公開講座のすべてのプログラムのコア・プログラムです。どのプログラムよりも先にご参加されることをおすすめします。米国NTL Institute でも、T グループは、自己理解のプログラムや組織開発のプログラムであり、また他者理解・異文化理解のワークショップでもあります。そうした真価があるからこそ、Tグループはコアプログラムとして、講座に参加するための参加資格となっています。
コア・プログラムであるT グループは、狭義にはT グループ・セッションをさします。広義には、参加者全員とスタッフを含めたラーニング・コミュニティで学ぶ宿泊研修すべてをT グループとよんでいます。広義の合宿形式のT グループ・プログラムでは、伝統的に以下の4つの要素を用いてプログラムデザインされます。

  1.  T グループ・セッション(対話による非構成のグループ体験)
  2. 実習教材を用いた構成グループ体験
  3. モデルや理論の紹介による概念化を促進するミニレクチャー
  4. チェックリストやふりかえり用紙を用いたツールの使用

グループには特に決められた課題や手続きはなく、参加者は自由に対話を続け、その場に生まれてくる人間関係(プロセス)を学習の素材にして体験的に学んでいきます。その過程で、自己理解、他者理解、受容、共感、影響関係、コミュニケーションやグループプロセスなど、人間関係のさまざまなことに気づいていくことができます。

 

参加者アンケートより 気づいたこと・学んだこと

  • 支えあうこと、支えあっていること。
  • 自分自身の特徴(自分らしさ)、学習する楽しさ、ラボラトリーの安全・安心感、仲間の心に触れたこと。
  • つながり方。自分の本音が見えました。
  • 体験していることを(相手の状況に)伝えることの大切さ。
  • 自分の感情を出すことへのチャレンジを考える機会でした。
  • 人との関わり方、伝え方、表現の仕方。違いを認め受け入れること。時に力を抜くこと。
  • 人を思い、信じ、諦めずにやり取りを続けていくことで、何かが変わる。ものすごく困難なことでも変えられるかも?
  • 思い込み、考え方のくせ。
  • 山ほどありますが、安易な言語化をして限定したり、わかった気にならないようにしたいです。地に足をつけ、落ち着いて取り組んで行こうと思います。
  • 人を人として観るということ。自分が思っている自分と周囲が思っている自分は異なるということ。
  • 人は言葉の自動販売機4ではない。
  • 探求は自分だけでなく寄り添うものが必要。