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体験学習実践研究会

第5回体験学習実践研究会:リストラティブ・サークル(RC)の理論と「聴く」ことの力

「もうひとつの扉をあける」場をひらく
リストラティブ・サークル(RC)の理論と「聴く」ことの力

                             長田誠司(リストラティブ・サークルズ ジャパン 代表)

 

リストラティブ・サークル(RC)は、今年(2016)からブラジルのいくつかの州の条例で、中学校・高校において導入されることが決まった、コミュニティやグループのなかでのコンフリクト(葛藤・対立)を扱うための仕組みです。

 

コンフリクトの最中にいるとき、私たちは相手の本当の姿を見ることが難しくなります。
裏を返せば、私たちは知って欲しい自分の姿を見てもらいにくくなっていると言えます。

私たちを特定のイメージに固定化する物語の勢いに押されて、私たちが語ることのできる内容は少なからず制限を受けます。

 
本当に相手に知ってほしいことは、私がいま語っていることなのでしょうか?

 
相手に対する物語を持ち続けることで、私たちは自分のことも同時に縛り付けているのかも知れません。

 
現在の物語の延長線上にある、問題にハマったままの未来を、私たちは生きたいのでしょうか?

 
RCではコンフリクトを変化の時を知らせるメッセージだとみなします。
コミュニティの土壌に落ちた創造の種だとみなします。

 
そうだとすれば、私たちは、自分自身に、相手に、どのような立場から語って欲しいのでしょうか?

 
いままでの文脈では語られたことがない私たちの物語を聴きあうことで、個々の人のなかの可能性を、人と人との関係性のなかの可能性を、コミュニティとしての可能性を新たにひらいていく。

 
リストラティブ・サークル(RC)では、当事者それぞれのリアリティとしての「いま私たちはどんな状態にいるか(現在)」
「出来事が起こった当時、私たちは何を探し求めていたのか(過去)」
「私たちはどんな世界を生きていきたいのか(未来)」を聴き合うことで、全方位的にコンフリクトを見渡していきます。

 
今回は背景となるモノの見方や理論を紹介した上で、少人数のグループでの対話の体験を通して RC の雰囲気を体験する機会を持ちます。

 
(参考文献)
・リストラティブ・サークルの紹介(長田誠司)
・https://www.slideshare.net/seijinagata/20150913-52719801

 

参加資格:
人間関係力の育成や人間関係づくりに関心をおもちの方、特に「体験」を通して学びの場を創ることに関心をおもちの方ならどなたでも参加可能です。
会 場:
HCC(ヒューマンコラボレーションセンター)名古屋市天白区原一丁目2304 ライオンズマンション原102 TEL/FAX 052-804-1889
参加費:
1,000円(税込)

事前のお申し込みは各種お申込みフォームよりお願いします

 

開催日 2016年10月22日(土)13:30〜16:30


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