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体験学習実践研究会

第2回体験学習実践研究会:基本的人権を大切にする「アサーション」

基本的人権を大切にする「アサーション」を学び、自分らしいコミュニケーションを見つける
 ~ハラスメントを予防し、よりよい人間関係を築くために~

 

             話題提供者:今岡 まゆみ(オフィス今岡)

 

 私が「アサーション」を知ったのは、ハラスメントにかかわるトラブル対応の仕事に携わったことがきっかけでした。「こんなに揉めなければいけないことだったのだろうか」・・・後にも先にも進めなくなった当事者の間に入って、調整の話し合いの場で私が感じたことです。例えば「頭ごなしに言われっぱなし」「指導のつもりだった」と、お互いの言い分を聞けば聞くほどコミュニケーション不全に陥っている現状が見えてきました。直接コミュニケーションすることができなくなっているという組織からのニーズは増え続けています。
 これは自分の言いたいことや気持ちがうまく表現できないだけではなく、相手が話している意味を受け取れないことでもあります。「きく」と「話す」の両方が成り立ってこそコミュニケーションといえるはずですが、どちらもうまく機能していないため顕在化している問題の一つが「ハラスメント」の増加です。ハラスメントはメンタルへの影響、居場所のないモノが言えない職場、ひいては働きがいのない職場へと連鎖し、体調不良や早期退職にもつながります。
 日本においては特に「上司・先生の言うことにNOとは言えない」風潮がまだまだあり、苦しむ人が減りません。上司・先生も「どのように表現すればよいかわからない」といった悲鳴も聞こえてきます。私たちは「誰もが自分らしくあってよい」し、「人は誰でも自分の気持ちや考え方を表現してよい」という基本的人権に支えられています。しかし「誰でもやってよい」ことを具体的に知らないとき、私たちは非主張的な表現で自分の人権を無視したり、攻撃的な表現で相手の人権を侵したりしがちになります。
 自分も相手も大切にした自己表現=アサーションは人間関係の基本となる考え方と方法です。私の気持ちを大切に表現するけれど、相手にも同様の権利があることを知って、人とかかわっていくことがよりよい人間関係を築いていくうえで大事なことだと考えます。今回、対人関係の基本姿勢を整えるための「アサーション」をともに学び、人権を大切にする実践家としてのヒントを掴んでいただけるような機会にしていただけると嬉しく思います。

【プログラム】

 

1. 自己表現をチェック

 

2. 3つのタイプの自己表現

 

3. 事例で考えてみる

 

4. アサーションは基本的人権のひとつ

 

5. 自分の気持ち・感情をつかむ(私メッセージ)

 

6. DESC法で自己表現を準備する(ケーススタディ)

 

7. ふりかえり

 

参加資格:
人間関係力の育成や人間関係づくりに関心をおもちの方、特に「体験」を通して学びの場を創ることに関心をおもちの方ならどなたでも参加可能です。
会 場:
HCC(ヒューマンコラボレーションセンター)名古屋市天白区原一丁目2304 ライオンズマンション原102 TEL/FAX 052-804-1889
開催日:
2016年6月18日(土)13:30〜16:30
参加費:
1,000円(税込)

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