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ラボラトリー体験学習応用実践講座 (JIEL Workshop)

【実施概要】第3回 グループプロセス・コンサルタント・トレーニング

 3月23日(金)から26日(月)まで、南山学園研修センターにおいて、3泊4日の合宿トレーニングが行われた。参加者は9名であった。
 3月23日(1日目):「研修全体のねらい」の提示から、コンテントとプロセスの理解・再確認とともに一人ひとりのねらいづくりを行った。チームに分かれ、最初のチーム作業として構成的な体験学習「紙飛行機」に取り組み、個人でのふりかえり、グループでのわかちあいを体験をすることで体験学習の構造を理解していただいた。その後「グループプロジェクト」で今後の取り組みの内容と構造を説明した。各チームはGP1~9セッションまでにグループやラボラトリー方式の体験学習に関するテーマからひとつのトピックを選び、そのトピックについて他の参加者に対して何らかの企画・実施(ワーク/プレゼンテーションなど:時間枠は20分間)を行うという課題(グループプロジェクト:GP)が与えられた。最初のグループプロセス・セッション(GP)1は、コンサルタントを置かず、GP2からGP8はそれぞれのチームから一人ずつが別のチームにグループプロセス・コンサルタント(GPC)として出張し、コンサルタントを行う構造とした。セッションが終わるごとに「ふりかえり用紙」に記入後、主にGPCに対してのフィードバックの時間をもった。その合間合間に小講義として「GPCとは」等が行われた。
 3月24日(2日目):小講義「フィードバックとは」から始まり、GP2からGP5まで実施。途中で実習「コンテント タスク メインテナンス」の実施、小講義「タスクプロセスとメインテナンスプロセス」が行われた。
 3月25日(3日目):小講義「ロードマップ」「働きかけの選択肢」が行われ、GP6からGP8までを実施した。夜はGPCを置かず、プレゼンに向けてのチーム活動時間、その後「コミュニティアワー」が持たれた。
 3月26日(4日目):プレゼンの準備タイムの後、各チームがプレゼンを行った。どちらも工夫を凝らした、そのチームならではの個性が十二分に発揮されたユニークなプレゼンで、会場が一段と盛り上がった。その後、「プロジェクトチームのヒストリー」に各チームで取り組み、チームがどのように変化、成長してきたのか、その要因は何か等を個人で、そしてチームで話し合う時間をもった。午後からはチームを解散し、小講義「グループの発達」が行われた後、GPCトレーニングで学んだこと、気づいたことを拾い出し、整理する時間、またそれまでのチームの人とは違うグループでのわかちあいの時間をもった。
 参加された皆さんは、どの方も非常に積極的で、悩み、苦しみながらもその人なりのチャレンジを行った。GPコンサルタントの体験時以外のグループセッションにおいても、さまざまなプロセスが起こりそれを明らかにしたり、互いにかかわりあいながら、それぞれの人がプロセスから学ぶ体験をされたのではないかと思う。多様な分野、領域から集まった人たちが互いにつながりをつくることができた。今回体験したことや学んだことを、それぞれの現場や日常でどのように活かしていけるかを参加者相互に語られていた。さらに学習共同体として、互いに支援し合える関係が築けたのではないかと感じた。

 

(参加者の声)
・コンテントとプロセスについて改めてしっかりと理解することができた。
・コンサルタントとしてどのようにふるまうか、メンバーとしてどうあるか、とても忙しかったけれど、大きな学びのある時間でした。
・自分の中で大きくプロセスが動いたのが分かりました。人生に大きく影響を与える4日間でした。
・コンテントとプロセスを同時に扱うことは、現実とマッチしており、有意義でした。今後の仕事に役立つと思います。
・「大丈夫、できる」と自信にもなったし、取り組み課題も見えてきた。課題を達成することがこんなにも嬉しいんだっていうことがわかった。
・GPCとして「観ること」「無知であること(知ったつもりにならないこと)」、いろいろな人のGPコンサルタントとしての関わりやはたらきかけから、さまざまなバリエーションを学ぶことができました。
・自分がこれまでどれほどプロセスをいい加減に扱っていたのかと、痛感した。これからどのようにグループに、プロセスに関わっていけばいいのか、また自分がどのように関わりたいのか、見出すことができました。
・「プロセスを観る」ことを体感出来ました。個人―対人間―グループの間に起こることの関係性やコンテント―タスク―メインテナンスの関連性について体感することができた。
・職場に活かすという観点で大いに意味がありました。