ラボラトリー体験学習を知る

ファシリテーターの働きについて

毎回プログラムが変わってしまうのですが・・・

q『ラボラトリー方式の体験学習』の考え方に基づいて学習者からのフィードバックを受けとめ、ファシリテーターによるミーティングを充実させると教育プログラムが毎回変わってしまって一向に定まりません。これでよいのでしょうか?

 

a何か定型化してしまったプログラムを実践していること自体、問題であるといった方がよいでしょう。
本来、ラボラトリー方式の体験学習は、参加者の顔を見て、参加者の問題意識やニーズにまず焦点をあてるところからスタートする学習方法です。ですから、何かいつもお決まりのプログラムで学習者が前回とは異なっているのにも関わらず、すなわち学習者の様子に関係なく、プログラムが立案されてプログラムが実施されていることが大きな問題と考えられます。
質問にあるように、よりプログラムを充実させようとしたり、学習者からのフィードバックを受け取ったりしながら、教育プログラムに検討を加えていくと、プログラムは毎回変わっていくことが、ラボラトリー方式の体験学習を導入している教育現場としては、妥当な結果であるといえるでしょう。それほど、ラボラトリー方式の体験学習の立案・実施は、手間のかかる、そして時間のかかる教育実践なのです。ファシリテーターも、できあがったものをできる限り持続するといった保守的な態度より、いつも新しいものを追い求めるような革新的な教育態度が必要であるといえるでしょう。


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