ラボラトリー体験学習を知る

体験学習の応用について

環境教育と体験学習の関連は?

qラボラトリー方式の体験学習(環境教育では、体験学習法とよばれる)は、自然体験活動・自然解説プログラムや環境教育の中で、どのように活かせますか?

 

aラボラトリー方式の体験学習を学ぶことは、まず自然体験活動や環境教育に関わっている教育者(スタッフ)自身が成長するために大切な学び方を学ぶことになると考えています。
自然体験活動や環境教育プログラムに参加する学び手に対して、スタッフ自らがどのように語ったり、相手の話を聴いたりしているかといったコミュニケーションのありようを内省し考えることは大切だと考えられます。コミュニケーション能力をスキルアップするためにはラボラトリー方式の体験学習の考え方を活用することは有効です。その他に、自分の対人関係を磨いていくことが大切な場面として、チームでプログラムを開発したり、自分が所属する組織のありようを点検・改善したりするためにも、ラボラトリー方式の体験学習は有効です。その時には、まず”コンテントとプロセス”のプロセスという視点を大切にしてください。
次に、実施プログラムを充実させていくためにラボラトリー方式の体験学習を大いに活用するとよいでしょう。実施した教育プログラム実施体験から、絶えずスタッフが学び、よりよきプログラム作りのためには、体験-指摘-分析-仮説化-新しい体験といった、よりよいプログラムの実施に向けての問題解決手法としてラボラトリー方式の体験学習を意識し、実施することは大切になるでしょう。優秀な教育者や経営者になっていくためには、ラボラトリー方式の体験学習の実践者になることが重要であると考えられます。このように自らの教育プログラムの実践体験からファシリテーション能力を高めていく教育スタッフになることを、”内省的実践家(reflective practitioner)”になるといい、私は内省的実践家になろうというメッセージを発しています。  そして、3つ目は、参加者へのプログラムがラボラトリー方式の体験学習を活用した教育プログラムになっているかといった視点から、実践のプログラムを創ることが大切になります。学習者に、ただ教え込むだけのプログラムになっていないか?学習者が気づき・発見するプログラムになっているか?学習者がいろいろなプロセスに気づくことができるように焦点があてられているか?など、ラボラトリー方式の体験学習を十分理解しプログラムを設計し実践することによって、本来の自然体験活動や環境教育がめざそうとしている教育目標に近づくことができると考えています。


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