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2017年12月2日|

ESD研究会にいってきました

 中部地方ESD活動支援センターが主催するESD研究会に行ってきました。テーマは「SDGsと企業」です。
 環境省の方からあいさつに始まり、続けて住友理工株式会社CSR部長さんからの「SDGsに向けた企業の動き」、事例紹介としてユニー株式会社、井村屋株式会社のそれぞれCSR部長、生産管理部長さんが発表されました。株式会社マルワさんはHCCからも近いところにある企画・デザイン・印刷会社で、中小企業でありながらCSRにその企業価値を置いて成長していこうとしてる会社として取り組まれていることの紹介がありました。その後、企業、自治体、NPOなどの多様な20名超の参加者が3グループをつくり、それぞれのグループで「SDGsを組織に浸透させるためには」というテーマで話し合いの時間をもちました。

 

 本年度からJIELはESDスペシャリスト育成講座をスタートさせました。これはとくに代表が環境教育にかかわりがあったこともあるのですが、JIELのミッションとESDと重なるところが多い、というよりJIELとしてめざす社会にESDの取り組みがひとつの形として適応している、といっていいと思っています。ESDスペシャリスト育成講座は、これまで現場で実践されている活動家の方々が実践することに時間をかけるが、他の実践者や後継者を育てるまでの余裕がない、といった声を聞いているところから、JIELがそうした実践者を育てる“実践者”を育成することでJIELなりの貢献ができるのではないか、という思いが込められています。
 今回、ESD研究会に参加し、思うことは、なぜ今SDGsを声高にいわなければならないのだろうか、ということです。多くの人は年を取るにつれ、食事に気をつけたり、運動を心がけたりします。若いころは別に気にもかけなかった身体や心の声に耳を傾ける機会が増えていきます。それは長生きをしたいためかもしれないし、病気をして苦しむのが嫌だから、ということもあるかもしれません。今、体調が思わしくないわけではないにもかかわらず、先の自分を思いつつ自分になにかを気に留めたり、課したりします。
 地球も年を取りました。実際あちらこちらが病んでいます。それをさらに侵襲させるか、治癒させるか、あるいはこの状態を維持させるのか、私たちが自分の身体やこころをいたわるように、地球を自分の身体や心としてどういたわっていくかが問われています。いかに自分事としてとらえられるか。そのためにJIELが、私ができることはなにか。

 

 コーディネーターの新海さんと話をしていると、彼女の切実な思いが伝わってきます。ああ、この人はいのちをかけているな、地球の、人類の存続と成長に自分のからだを張っているな、と思えます。それことがESDだな、と思えます。
 


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