スタッフブログ

2013年12月28日|

ある研修を通して感じたこと

狭い世界に中にいると自分のまわりことしか見えなくなります。
ー意識して違う世界に身を投じてみて、はじめて知る世界から今の自分を見るー
これは、ある研修を通して感じたことです。普段の研修は大人を対象にすることが多いのですが、その時は中学生に授業しました。
思いがなかなか通じないことがありました。それは、全部は通じないわけではないのですが、「肝心なことが伝わっていない」と感じていました。どうしてなのか、こちらの伝え方が悪いだけだと思っていました。でも、それだけではないようです。言い方、聞き方の問題ではなく、私の感じている物の見方や感じ方と違うから言葉を分かち合うことができないのだと思いました。

分では、わかりやすく説明しているつもりでもわかってもらえないことが多いことを感じました。学生に関わったことで今まで意識しなかったことを意識できるようになりました。気持ちが通じれば、話が理解してもらえるし行動にもつながっていくことを大人より実感できたからです。相手の心に響くような思いを持つことがないと単なる言葉は聞き手から素通りされてしまうのだと中学生に教えられました。
 
 
 
 


2013年12月20日|

今年をふり返って

今年もあと残すところ10日ほどになりました。
私の授業もあと1日。
その後は打ち合わせやミーティングの予定が手帳に並んでいます。
ああそうだ、レポートも読まなくちゃ。
この頃になると、今年1年をふりかえって10大ニュースだとか
今年を表わす○○だとか、今年のベスト○○賞だとかが発表されます。
ざくっと1年をふりかえるのには良い方法なのかもしれません。
例えば今年の漢字は「輪」でした。確かに流行語大賞の「お・も・て・な・し」には一致しています。
あなたはこの決定、ピンときますか?
私は実習を実施した時になどに、ふりかえり用紙を書く際に「具体的に書いてください」と言います。
抽象的では次の試みに繋がりにくく、体験学習の循環過程を回しにくいと考えているからです。
「抽象の階段」という考え方があります。言うまでもなく、抽象度を上げたり下げたりすることで、どのような考え方や表現ができるかを整理していくのに役に立つものです。
簡単にいえば、抽象度を下げれば具体的になり、個々のことに取り組みやすくなります。抽象度を上げれば物事を大きくとらえることができ、何かのきっかけが得られるかもしれません。
時と場合に合わせて、抽象の階段を上がったり下がったりすることが必要なのです。
このように考えてくると、私にも「輪」は意味あるものに思えます。
2013年の残された数日を、今年を表わす漢字「輪」をきっかけに、来年の私に繋がっていくことを、抽象の階段を下りて考えたいと思っています。


2013年12月10日|

真面目に語り合うこと

先日、中学1年生の生徒さんを対象に、ラボラトリー方式の体験学習を用いた半日授業を行いました。そのときに自分を支えてくれた人や今、支えてくれている人たちを色や形で描いて、自分の対人地図をつくる「わたしの対人地図」という実習を実施しました。多くの生徒さんが熱心に対人地図を書き、ふりかえりの時間には人それぞれに自分の思うことを素直な言葉で綴りました。ただ、わかちあいの時間になると、ふりかえり用紙に綴ったコメントをそのまま読むこともままならず、一部分を読むだけで発言の順番を終えてしまう生徒さんがあちこちにいて、ちょっぴり残念に思いました。
ところが、授業の合間の放課中に3人の女の子たちに「どうだった?」と話しかけてみると、一人の子が「対人地図をやったあとのわかちあいで、初めて男の子と真剣に話しました」と言ったのです。そんなグループがあったとは気づかなかったので、「えっ、本当?どんなふうに話したの?」と興味津々で尋ねました。すると、その子は「男子がすごくていねいに自分と対人地図に書いた人たちとのつながりを話してくれて、私はそんなふうに男子と話したことがなかったから、うれしかった」と笑顔で答えてくれました。それを聞いて、私もうれしくなりました。
人間には真剣に語り合える他者の存在が必要です。特に自分の気持ちの動きや環境の変化を感じやすい思春期は、自分の思いや考えを真面目に話せる他者がいることで、随分ラクになったり、逆に刺激を受けたり、あるいは思考を修正できることもあったりして助かります。そういう他者の存在はなかなか見つけにくいものですが、一度でも真剣に人と話す経験が持てれば、それ以降は茶化すことなく話すタイミングや感覚がつかめるようになるのではないかと思います。私はこの体験学習のわかちあいが、彼女たちにとってそんなきっかけになるといいと思いました。そして、そういう人間関係を築くことができれば、大人になっても他者に同調するだけの表面的な関係に終始せず、必要なときには人と真剣に向かい合えるようになっていく気がします。


2013年12月2日|

プロ

 「お釣りはないよ。釣り銭がないからね」と言われたときは、びっくりしました。何十年も前ではありますが、ロサンゼルスのバスでの出来事です。

 ブラジルのリオのバスは、定時に来ません。というより、バス停がない。だから、いつ来るかわからない。バスが来たら、手をあげて停めます。手をあげ遅れると、容赦なくバスは行ってしまいます。

 日本の電車ほど正確に時を刻むものはないのではないか、と思います。某地下鉄では、運転手は計器を見ずに今何キロで走っているかをピタリと当てる、そこまで訓練するのだそうです。

 

 北陸新幹線の運転台の窓にとりつけるためにガラスを曲げる工場が、テレビで映されていました。何層にもなるガラスを熱を加えて曲げます。1回目。1か所に空気が入りました。2回目、3回目、…。5回目でやっと完成。でも、工場長はそれを割りました。

 

 プロ野球のヒーローインタビューでは、選手が「ファンのみなさんのおかげです」というようなことを言いますが、「グランドキーパーの皆さんのおかげです」とは聞いたことがありません。オリンピックなどの選手でも、「コースの整備係の人に感謝します」とかは耳にしません。

 

 件の工場長は、12回目でオーケーを出しました。曰く、「いいものをつくるのがプロではない。人を幸せにするもの、人に感動を与えるものをつくるのがプロだ」。

 私を含めておそらく人は、今あるものが当たり前にあるものと思っているところがあるように思います。でも、私たちの幸せを願い、感動するものをつくることを心に据えている多くの職人さんがいる。ほとんどその声を聞くことはないかもしれない感謝の声も、人が不自由なく活動できていることを垣間見ることで自分の使命に置き換える。それがプロにとっての最高の喜びなのかもしれません。

 プロになるということ、プロの職人になるということ。そこには技術だけではない、技術を身につける過程で重ねてきたものの重みがあるように思います。それがプロであり、プロの職人なのだろうと思います。


2013年11月26日|

AIアプローチ研修後の嬉しい効果

私の病院では、2回にわたり管理者全員にAIアプローチの研修を行いました。
2012年の3月から数回の話し合いを経て、今年10月、11月の2回同じ内容の研修を津村先生にお願いしました。
当初、教育委員会の人たちを中心にAIアプローチを行ったときは、ハイポイントインタビューで、自分が最高だと考える看護の場面を思い出すこともままならず、なかなか思うように成果が見らないと感じました。
しかし、今回の研修では、それぞれの人が楽しそうに研修に参加して、自分に病院の未来を語ることができました。ビジョンを描いている時の明るい表情を見出したことが何よりうれしかったです。
今回の研修が、始まりで看護が充実することや看護師がいきいきと働ける環境を築いていけるようにしていきたいと思います。
 


2013年11月20日|

日本の四季

日本の特徴の1つに四季があると、小学校の時に習った気がする。
もしかしたら学校で学習したのではなく、その頃に自覚したのかもしれない。
日本は四季があることで自然を豊かに感じられていいなぁと、その頃から思っていた。
ところが…
近年はこの四季の、一番過ごしやすい季節である春と秋が本当に短くなった。
3月はいつまでも寒かったのに4月は早くから暑くなる。
10月はいつまでも暑く、11月は急に寒くなる。
長袖のブラウス1枚で気持ちよく過ごせる時期がない。
いつまでも寒かったのに急に暖かくなっていくら花が綺麗に咲いても、急な冷え込みで葉が一斉に色づき紅葉が綺麗でも、外でのんびり過ごしてそれを感じる心地良い日が少ない。
20年くらい前は気持ちの良い日がもっとあって、子どもを公園で遊ばせていても気にならない時間が過ごせたように思う。
日本はどうなったんだー!!
雨の降り方だってスコールのようだったり、台風も多い。
竜巻だって起きる。
“地球で何が起きているか”なんて難しいことは言わないが、案外忙しい私が、布団の入れ替えに慌てるようなことのないように、春と秋に頑張ってもらいたい。
来年の春は心地良い日差しの下で、ゆっくり花見ができるように、神様よろしくお願いします。


2013年11月8日|

地域の力

KIMG0653.JPG福井県小浜市阿納に、鯛を釣って、さばいて、食べることができる「ブルーパーク阿納」という体験施設があります。
http://bluepark-ano.com/
ここは何と阿納地区の民宿を経営するみなさんが、「体験の機会を提供することで、多くの子どもたちを受け入れたい」と一念発起して開設し、現在も協同で運営する施設です。今でこそ、魚をさばく調理室や魚を焼いて食べるバーベキュースペースには屋根がありますが、開設当初は建築用の足場を組んで支柱にし、ブルーシートをかけて屋根にしていたというから驚きです。本当に手づくりの施設です。

そんな「ブルーパーク阿納」を知ったのは、10月31日、11月1日と若狭観光連盟主催の研修で福井県へ行き、31日の夜はその「ブルーパーク阿納」を運営する阿納地区の民宿、「グルメ民宿はまもと」さんに泊まったからです。女将である浜本さんは研修にも参加されていて、1日の早朝、私を「ブルーパーク阿納」へ案内してくださいました。
日本海の大海原を見晴らせるリアス式海岸の湾内にある「ブルーパーク阿納」は、海の釣り堀というだけあって広々としていて穏やかな印象です。釣りが初めての子どもたちも、きっと挑戦したくなりそうな開放感があります。そんな釣り堀を目前にした岸壁には、屋根付のバーベキュースペースがあり、その奥には魚をさばく調理室があります。いずれも小学校や中学校の生徒の受け入れを念頭においてつくられた施設だけあって、最大154名収容という広さです。
なかでも感心したのは、調理室にまつわる多くの工夫でした。例えば、調理室の水道は調理位置ごとに蛇口があるわけではなく、一列ずつ水道パイプを通して調理位置に穴をあけ、その列の蛇口を開ければ、どこも均一な水量で魚を洗えるようになっています。これは、ブルーパークが行政や企業によってつくられた施設ではなく、民宿のみなさんが手づくりでつくった施設なので、蛇口のような高価なものをたくさん買う資金がなく、苦肉の策で考えた方法だったそうです。ところが、実際に列ごとに通した水道パイプに穴を開けて、魚さばき体験を始めてみると、生の魚に触れたことのない子の中には放っておくといつまでも魚を洗い続けている子もいて、列ごとに一律に水を加減できるほうが返って都合がいいこともありました。
そして、圧巻は魚のさばき方の指導とさばき体験のサポートです。魚のさばき方は紙芝居形式で教えるとともに、発泡スチロールでつくった大きなプラカードくらいの大きさの包丁を使って、包丁の動かし方や刃の向きを説明します。それに加えて、調理室には箇条書きにした手順が列ごとに見える場所に貼ってあり、何と生徒受け入れの際には民宿の方々が総出で列ごとに付いて、鯛の半身は刺身に、残りの半身は焼魚用に全員がおろせるようにサポートしているといいます。その際のスタッフ配置表を見せていただいたところ、苗字の表記は一切なく、全員「みどり」「新一」等と名前で表記されていました。「家族全員が手伝うから、苗字で呼んでたら誰かわからないんです」と浜本さん。まさに家族総出です。
「ブルーパーク阿納」は成り立ちも、運営する日常も、常に関係者が知恵と力をふり絞って一歩ずつ歩みを進めています。その存在自体が、民宿のみなさんの絆の証であり、それを続けることでお互いの関係がどんどん深まり、地域の力が強くなっているのだと思いました。そうした地域の力こそ、これからの時代を生き抜くには何よりも大きい財産ではないでしょうか。


2013年11月4日|

和菓子づくり

 和菓子づくりをしました。
 お茶席には必ず菓子がつきものです。茶道の世界を知らない私にとっては、なぜお茶に菓子が必要なのかはわからないのですが、抹茶を嗜むときに少し甘いものを口に入れると、またお茶の味が引き立つということがあるのではないか、と思います。
もともと“道”がつくものには関心があったのですが、なかなか本腰でその世界に入っていけないでいます。“茶の湯”と“茶道”は別物と思っていて、“道”がつくことでその世界はただお茶を嗜むことだけが目指すところではない、と勝手に決めつけています。そして、お茶をいただく前に口に入る菓子もなんらかの意味がある、と思っています。
 和菓子づくりは和菓子教室のなかで行われたので、まず教わったのは菓子の歴史からでした。菓子の“か”は“?(くさかんむり)”に“果”と書くように、初めは山野に自生するやまももや柿や桃、梅などの果物を食するのが起源だったそうです。その後、唐の国からもち米や大豆や小豆などを使った唐菓子(からくだもの)が入ってきて、日本で独自の発展をしてきた、ということのようです。
 今回つくった和菓子は、主菓子の“錦秋”、“栗きんとん”、干菓子の“吹き寄せ”です。なんとも季節にあった名前であり、季節に合わせた色を添えた和菓子です。日本人が自然のなかで生活し、四季折々を生活に織り込み、その時その時を楽しむその時間と空間をとても大切にしてきていることを感じます。
 お茶を嗜む前に菓子をいただくのは、あの抹茶のほろ苦さを際立たせるばかりでないだろうと思います。私たちが今いるこの季節を目で感じ、舌で味わい、自分自身の今に問いかける、そして抹茶を啜ることで自分の今を飲みこむことにあるのではないかな、と思いました。
 和菓子づくりを終え、教室を出ると、台風は去り、秋がやってきていました。秋といっしょに歩いて帰途につきました。


2013年10月24日|

職場復帰しました

4月から半年間休職して津村先生の研修生として過ごしましたが、この度10月から無事?に職場復帰をしました。
最初は、「半年も休んで大丈夫だろうか」と考えれば考えるほど不安になりました。なぜ、そんな不安だったかと言えば、休職直前に電子カルテの導入があったからです。それ以外の業務は、基本的に変わらないと思っていたけれど、電子カルテについては3月の段階では軌道にのっていないために毎日手探りの状態でだったのです。
みんなは、「鈴木さんが戻ってきたときには、運用も方法もしっかりできているから大丈夫だよ」と言ってくれていたものの半信半疑のままでいました。案の定、職場復帰したときに電子カルテのことを全く覚えていなくて、パン
ソンを起動するにしてもパスワードを忘れてしまったので電子カルテが開かず慌てました。些細なことができなくてみんなに教えてもらう日々です。
でも、看護は楽しくてやりがいを感じています。患者さんとのやり取りをはじめてとして南山で学んだことがいろいろなところで役に立つ実感があり、休職は充電期間でもあり、より良い看護を提供するための再確認の期間でもあったとしみじみと思いました。
 


2013年10月20日|

忘れられない味

今年は10月になって台風の襲来が続いています。
残念なことにあちこちで被害が出ています。
被害を受けた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
最近仕事で敦賀に行かせていただきました。
敦賀は私が子どもの頃、父が仕事で行くことがあり、また、そちらの人がいらっしゃることが多かったので、お土産の思い出があります。それは小鯛の笹漬けとかまぼこです。今回訪れた時に小鯛の笹漬けをいただいてきました。久しぶりのその味はとても懐かしいものでした。
そういえば、私には子どもの頃によく食べたもので、時々食べたくなるものがいくつかあります。今も足を運んで食べに行くこともありますが、中には食べられなくなったものもあります。大須のお好み焼き屋さんのお好み焼き。これは食べられなくなったものの代表です。私が子どもの頃にかなりのおばあちゃん(子どもの私には、そう見えただけかも…)だったので、もうかなり前にお店を閉じられてしまったのです。食べられないとなると本当に食べたくなります。皆にも食べてもらいたかったなぁと思います。あなたにも、そういうものがありませんか?
今月末に、もう一度敦賀に行きます。その時には、かまぼこ(確か小牧という会社のだったと思います)を買って帰ろうと思っています。また、懐かしい味に触れられるかなぁ


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