所長ブログ

2011年12月29日|

12月23日から28日まで「リーダーシップ」トレーニングに出かけてきました!

南山大学人文学部心理人間学科の学外集中授業「リーダーシップトレーニング」を表題の期間、5泊6日で行ってきました。
参加者は、男子6名、女子4名。心理人間学科としては、とても珍しい男女比です。いつもは女子が7~8割ほどをしめるのですが、今回は、男子が6割という、異例の合宿になりました。
異例と言えば、この合宿は、今年、学科始まって初めて開催される合宿授業なのです。タイトルは「リーダーシップトレーニング」となっていますが、実は「人間関係トレーニング」で行われるTグループセッションを活用した合宿授業であります。
修論指導の面談のために、1時間ほど、席を離れていました。
今から、心理人間学科2期生の同窓会に出かけます。この続きは、後で書き足します。


2011年12月16日|

最近購入のタッチペン(KING JIM Toffy)、だけどやっぱりプリンストンテクノロジー製が・・・

モノ好きな私は、何か新しい商品が出たら、購入したがります。
ずいぶん前に、新聞で見て、ネットで注文していた、iPadやスマホ用のタッチペン&ボールペンというのが数日前に納品されました。
P1040111.JPG
それが、KING JIM Toffyタッチペン&ボールペン(写真上)です。
以前から使っていたタッチペンが写真下の
プリンストンテクノロジー iPad/iPhone/iPod touch専用タッチペン です。
新しモノ好き、また水性ボールペンが使えるというのが魅力で購入したのです。
早速、使ってみましたが、残念ながら、KINGJIMのToffy君は、残念ながら反応が悪すぎます。
定価420円で水性ボールペン付きという安さのせいでしょうか?
軽いタッチで書こうものなら、反応をしてくれません。
一方、プリンストンテクノロジー製の方は、なかなかきびきび反応してくれます。
定価1500円の違いでしょうか?サイズも小型で、クリップピンもしっかりしています。
また、KINGJIMの方が少しゴムが長めのために、タッチする箇所に適切にタッチしにくい感があります。
これは、私の目の悪さが災いしているかもしれません。
やっぱりこうした製品、新しく出てくる商品は、他社商品をしっかり研究して、良い品をデザインして欲しいモノです。
くれぐれもみなさん、反応のよいタッチペンをお探し下さい。


2011年12月10日|

今日は、人関センター定例研究会、そして夏の集中講義「AIアプローチ」のフォロアーアップミーティング

今日は、午前中、大学院教育ファシリテーション専攻の授業「体験学習ファシリテーション応用研究」の授業でした。
先日(12月2日)、名大付属高等学校でインド人の高校生と日本人の高校生との交流プログラムを受講生の大学院生がプログラムをデザインし、実施したふりかえりセッションを行いました。初めての授業での体験学習の挑戦でしたが、院生はなかなか高校生の動きを大切にしながら実践してくれたようです。
ホワイトボード一面に、私が前に立ち、体験したこと・気づいたことを書き出しました。先日の、ちょんせいこさんの「ホワイトボードミーティング」のワークショップへの参加が生きています。すべて書き出し後に、今回の学びとして、大切なこと、ポイントになることを抽出してもらい、それを赤のマーカーで書き記しました。
・通訳の人との前もっての打ち合わせの重要性
・課題を指示する際にいかに明確に指示するか?もしくは、不明確であって、その明瞭さをグループのメンバーで話し合うことで吟味し明確にしていく過程を大切にすることをねらいにしているかどうか?といった視点の大切さ
・実習前の課題のチェック:情報紙の記載のチェック、情報カードの確認など、基本的なことを怠らない。
・スタッフワークとして、いかに複数のスタッフが場に変化を作りながら、学びの場づくりをするか。
・体験/分かち合い後の全体のシェア、インタビューなどによるわかちあいの大切さ
・究極はやはり、ぷろぐらむのねらいがどれほど達成できたのか、途中も終業後もしっかりチェックすること
などが、赤のマーカーで、改めて重要な視点として記されました。
午後は、松瀬理保さんをお招きして、まずは、人関センター第2回定例研究会「ポジティブ・アプローチ(AI)の可能性について」と題して、松瀬さんのプレゼンテーションをもとに、学びました。30名あまりの参加者が体験を交えながらのAIアプローチの理解とその効果と可能性について話し合うことができました。
その後、夏の集中講義のフォローアップミーティングも行いました。
7人ほどの参加者がまず、夏から今までの自分の体験を伝えるチェックイン。その後、一人の参加者から、某大学の組織変革に関わるプレゼンテーションのお話を聞き、AIアプローチの可能性を強く感じることができました。
また、私からは、1月の中旬に某組織で行う予定のAIアプローチの2日間のプログラムデザインを、松瀬さんを中心に、参加の仲間の方々と一緒にクリティークしていただきながら、おおよそのめどを立てることができました。この22日に、先方の代表の方がお見えになって、打ち合わせがあります。今日の議論と、その打ち合わせをもとに、本番を迎えます。少しでも、先方の組織のひとり一人が未来を夢見て、主体的、自主的に仕事に取り組んでくださるようになることを願っています。
また、報告させていただきます。


2011年12月7日|

師走に入って、早1週間・・・

あれをしなくては、これをしなくては、と思いながら日々が過ぎていくのは早いものです。
学部生は、卒業研究プロジェクト論文の草稿提出日が12月1日。そして、来週、我がゼミ生10名、もう一つのゼミ10名と、20名のゼミ生の卒論を読み、面談をしなくてはなりません。
今日、少しでも読むつもりでいたのですが、人間関係研究センターの2012年度カタログの記事を書いていて今になっていまいました。
院生も、修士論文の最後の追い込み1ヶ月になろうとしています。我がゼミ生は、4名。もうすでに、おおかた書き上げて、私に提出したものに対してコメントを返さないといけない状態で、そのままです。こんなところですが、ごめんなさい。
先週末は、毎年恒例日本体験学習研究会第13回全国大会が開催されました。北海道から、九州まで160名ほどの方々が南山大学に集まってくれました。エクササイズセッション、レポートセッション、それぞれ6本ずつ。
我が学部のファシリテーション研究ゼミのメンバーも、果敢にエクササイズセッションに挑戦しました。たくさんの方の参加とフィードバックをいただき、学びの大きなエクササイズセッションになりました。
昨日、自分たちが実施したプログラムのふりかえりと参加者からいただいたフィードバックのコメントを読みながら、ディスカッション。そして、最後に、どのようなファシリテーターになりたいかを語り合いました。
それが、下記のホワイトボード記録です。
めざしたいファシリテーター.pdf


2011年11月24日|

11月20日(日)日本ファシリテーション協会中部支部イベントに参加してきました

ファシリテーションの“力”を感じよう!!「見えてナットク、つながる人の輪」と題して、2011年11月20日(土)10:00~18:00名古屋市中小企業会館4Fにて開催されました。
午前は、3つのエクササイズ・セッションが開催されました。
○元気になる会議~ホワイト・ボードミーティングのすすめ方~
       ファシリテーター:ちょんせいこ
○「思い」を「カタチ」に~話し合いを促進する技術「ファシリテーション」の活用~
       ファシリテーター:堀 公俊・鈴木まり子
○マインドマップでぐ~んと見える化しよう!~ファシリテーションでの厚保用法を知り体験する~
       ファシリテーター:大嶋 友秀
いずれの部屋も賑わっていたようです。津村は、ちょんせいこさんのエクササイズセッションに参加してきました。ちょうせいこさんの経験豊富さを感じるとともに、自信のみなぎったファシリテーションを堪能してきました。
早速、火曜日のフィールドワークという授業で、学生のフィールド先での体験を6人に語ってもらい、ホワイトボードに一杯書き出しました。そして、次回のフィールドワークの課題は何かは、赤で書くところまでしてみました。学生たちも、視覚化されて、自分の発表だけでなく、他の人の体験がよくわかったとか、自分の課題が明確にみえたとの感想をもらいました。
午後からは、ゲスト・ダイアローグとプラクティス・セッションで、やはり3つのセッションが準備されていました。
○社会を変え、未来を創る
  ゲスト:池住 義憲、木村真樹、古橋敬一、鈴木まり子
○人がつながり、力がみなぎる
  ゲスト:津村俊充、成田有子、水野節子、堀公俊
○場をつくり、心をかきたてる
  ゲスト:加藤慎康、源明典子、西田真哉、水野孝一
というセッションでした。
もちろん、津村は「人がつながり、力がみなぎる」に参加。
ダイアローグより先に、進行役の方から、フロアの関心事をお聞きして、それを切り口に話すことになりました。
・会社の会議で意見がでない時、経営者語りまくっている時、どうすればよいか?
・ファシリテーションをどのように活用しているか?
・一人ひとりにとってファシリテーションとは何か?
・このテーマで伝えたいことは?
・社員の競争力をあおることが可能か?
・会社が一つのゴールに向かう時に巻き込む力は?注意について?
 など
それぞれ4人が思い思いに、またダイアローグになっているのかな?など自問自答しながらのセッションでした。
私自身も、たくさんの課題を見つけることができました。
・ファシリテーターは誰でもなれるのか?
・ファシリテーターの働きかけの価値とか人間に対する考え方は?
・疲弊している人をどのように捉えるか?そして、どうフォローするか?
・ファシリテーター、ファシリテーションのもつ方向性は何かを明確にする。
など、たくさんの問いかけと共に、セッションの中で考えたり、宿題をもらったりと充実した時になりました。
クローズセッションでは、「ファシリテーションとは」というお題の元、A3用紙に短時間でまとめるという作業をし、発表をマインドマップでまとめるということで終えました。
なかなか正解だったのではないでしょうか?飲み助の津村は、その後の懇親会「泡の会」まで、お供いたしました。


2011年11月19日|

10月6日に続いて第2回ファシリテーション研修を行ってきました!

2011年11月17日(木曜日)午後1時30分から午後4時30分(実際は、午後4時40分過ぎ)に研修をしてきました。
今回のこの2回の研修は、グループファシリテーターの育成の依頼を受けて行う研修プログラムとしては、初めての試みでした。いわゆる、Tグループなど非構成のグループのトレーナー(ファシリテーター)養成のプログラムで行われるプログラムを実施しました。
たった、2日の、3回のグループセッションを、ファシリテーター役とオブザーバー役、そしてメンバー体験を通して、ファシリテーターのありようや働きかけを学ぶプログラムです。
第1回目のプログラム実施状況は、10月6日に報告しています。
http://jiel.sblo.jp/archives/20111006-1.html
第2回目のプログラムでは、まず、
13:30
導入として、前回(1ヶ月ほど前の体験)をふりかえりながら、ファシリテーターの観る視点としての「コンテントとプロセス」について再度お話をし、特に、話題が何か、軽い話か重い話かなどが参加者には気になることのようなので、あえて、どのような話題でも、その話題が生まれた時、発言した人の思いや気持ちはどのようなものか?その話題が出た時のメンバーの気持ちはどのようなものか?また、それを扱っている時のメンバーのそれぞれの思いや気持ちはどのようなものか?話題が何か(コンテント)も大事だが、このことに焦点を当てることが大切になると話をさせてもらいました。
それと、ファシリテーターのE.シャインが『プロセスコンサルテーション」で述べているORJI(観察・反応・判断・行動)の連鎖についてもお話をして、ファシリテーターの内的なプロセスを見る視点としては、大切になるだろうと伝えました。
そして、いよいよ、ファシリテーター体験、オブザーバー体験、メンバー体験の2セッションを行いました。グループセッションは、時間の関係で、25分間。ふりかえり用紙の記述が10分ほど、ファシリテーターへのフィードバックを中心にふりかえり用紙の分かち合いを35分おこないました。
13;47
グループセッション(25分間)
14:12
ふりかえり用紙記入
14:25
フィードバックタイム(分かち合い)
15:00
インタビュー
15:08
休憩
15:18
グループセッション(25分間)
15:43
ふりかえり用紙記入
15:55
フィードバックタイム(分かち合い)
16:30
インタビュー
16:40
各セッション終了後には、ファシリテーター役であった方から、体験したこと、気づいたこと、フィードバックをもらったこと、学んだことを2つのグループ間で報告し合ってもらいました。
ひとり一人のファシリテーター体験ぁら、気づき学びを豊かにされたようです。
津村のメモからは:
・話題を提案した人がいた場合に、その話題をどのように取り扱うか?
・どのように合意を得るかかわりを促進するかの難しさを体験されてのではないかなと。
・自分の関心事(特に、人とのかかわり方)を発言された時に、まさにその発言内容(コンテント)が今ここで、どのように起こっていたり、どのように扱われているか?また、他のメンバーがどのように見ているか?といった視点からの働きかけが大切になるのだろうなあ。
・メンバーからの問いかけに、すぐにファシリテーターが声をかけて、応答しやすいが、メンバー相互のやりとりに展開するような働きかけが大切になるのでしょう。
・発言の量を調整するあまり、メンバー間の発言量のバランスをとることに終始すると、メンバーの声を聴きたいといったメンバーへの思いがファシリテーターから消えてしまう可能性があるのだろう。
・また、そのことは、メンバー間にバランスを取ることのノームや、バランスよく発言するための発言の順番のノームが生まれてくる可能性があるのでしょう。
・どうしてもファシリテーターは数少ない働きかけて、効果的に働きかけたいと思ってしまうが、場合によっては、自分に素直に数打てば当たる的な働きかけも、特にトレーニング(研修)時には必要だろうな。
・気になるメンバーに光を当てる時には、かなり新調に、また配慮をした働きかけがひつようになるのだろうな。→ファシリテーターが気になるから光をあてたのか?メンバーが気になっているのか?こうしたことは、あやふやな場面では、できる限り多くのメンバーの思いや意見を分かち合うことが大切になるのでしょう。
・メンバーが言ったことが不明瞭にファシリテーターが感じた時に働きかけもいろいろな選択肢が考えられるでしょう。
・ファシリテーターがこうだと判断したり、解釈したことは、そのまま伝えるのもよいが、メンバーがどのように感じたりどのように考えているのかをまず聴いてから、自分の仮説を確かめることが大切になるのかもしれません。
思いついたことを書き出したので、文章がかなり乱れているとは思います。しかし,まだまだ、たくさんのことを、学習者の体験をそばで見聞きしながら、私自身がたくさんのことを学ばせてもらいました。
今回、初の試みでしたが、なかなか興味深いプログラムを実践することができました。
今回も、一緒に研修に出かけてくれた二人の教育ファシリテーション専攻の修了生と現役生に感謝です。


2011年11月13日|

本日は、南山大学にて免許状更新講習「学級内の人間関係づくりを体験から学ぶ」を行いました!

2011年度教員免許状更新講習『学級内の人間関係づくりを体験から学ぶ」を午前9時20分から、午後5時まで行いました。
このコースの募集を始めた時には、定員は40名で募集をしたのですが、1週間も経たないうちに、60名近い方が応募してくださいました。また、数日後には、70名を越える状況になり、我が大学の教務課と相談をして定員を60名に増員させていただきました。
結局本日、参加してくださった人数は、53名でした。
R棟という、新しい教室棟を使っての研修で、心理人間学科の事務室とはかなり離れており、昨年のサポートの全くない事務体制から、かなり不安でしたが、今年は、充分に事務局も動いてくださり、無事に終了することができました。
また、教育ファシリテーション専攻の陰性が3人アシスタントに付いてくださったこともとても助かりました。
研修は、9時20分からスタート。まずは、ねらいの提示。
■研修のねらいは、
○ 教育活動におけるプロセスを大切にした人間関係づくりの指導ができるために、教育者(ファシリテーター)としての基礎的な知識と実践力(スキル)を高める
○ 他者との関係の中で起こるプロセスの視点について体験を通して理解する
○ 相互成長のために効果的なフィードバックの必要性に気づく
ちょっと欲張ったねらいですが、いずれも今回の研修では大切にしたかったテーマです。
プログラムは、簡単な自己紹介から始まり、実習「ねらいづくり」を画用紙を用いて行い。途中で、3〜4人で分かち合いをし、そのグループづくりと分かち合いの体験をふりかえりながら、「コンテントとプロセス」のお話をしました。引き続き、「体験学習の循環過程」の話をして、休憩。
その後、問題解決実習「おもしろ村」を実施し、ふりかえり用紙の記入、わかちあいと、一つ一つ丁寧に説明しながら、進めました。ずいぶん、熱心に分かち合いをしてくださいました。
昼食後、「グループプロセスの視点」について簡単に説明を加えてから、文部科学省の分科会での研究成果の一部「脳科学がキレる子を防ぐ」のVTRを少し見てもらいました。いかに直接関わる体験が大切であるかと言った結果なのです。それに続いて、『人間関係とは」なにかをはなさせてもらいました。
続いてコンセンサス実習『ボランティア』を行い、集団の意思決定、とりわけコンセンサスをする過程で起こることに気づくとともに、プロセスに気づき、そのプロセスに働きかける試みをしていただきました。この実習後のふりかえりもかなり丁寧に行われました。
最後に、教員養成GPでの取り組みの話とVTRを見ていただき、ラボラトリー方式の体験学習の学校教育への導入の可能性について話をさせていただきました。
そして、最後の最後には、学びの確認テスト(これは、免許状更新講習ではやらなければならないことになっているのです)を行い、終了しました。
口々に楽しかった、おもしろかった、学校で試みてみたいと行ってくださりながら、学校を後委されました。
一日の研修、参加者のみなさん、お疲れさまでした。


2011年11月6日|

この一週間、HCCにこもりながら原稿を書いていたものの・・

とにかく、この一週間は、年度内に出版を考えている「プロセスエデュケーション」の原稿書きを完成させなくてはと思いながら、過ごしていました。
といっても、次々、紹介したい項目が増え、どのようにまとまっていくのか、まだまだ未知数です。その中でも、特にAIアプローチに関する記事は載せたいと強く思うようになり、いくつかの出版物を読みながら、AIの基本的な考え方の整理にかなり時間を費やしました。
その中でも、次の5つの核となる原理は、紹介しなければならないと思い、次のような原稿を書き上げました
一足先に、ご紹介をします。
==========
 AIには、5つの核となる原理があります(Watkins, J.M. & Mohr, B.J. 2001, Cooperrider, D.L., Whitney, D. & Stavros, J.M. 2008)。
①構築主義原理(The Constructionist Principle)
この原理では、組織の知識とその組織のありようは、互いに関連し合い織りなされていると考えています。問いかけることは,組織の将来を生まれさせ、構築させる道具になると考えられます。この原理から、組織をどのように認識するかによってその組織のありようが決定されていくと考えられます。それゆえ、リーダーや変革推進者(change agent)は、組織は生きており人間によって創り出されているとして、組織を読み解き理解し分析し、働きかけていくことがとても重要になります。
② 同時性の原理(The Principle of Simultaneity)
この原理では、問いかけと変化は別々に起こるのではなく、同時に起こると考えられます。問いかけは介入そのものなのです。人々が考えたり話したりしていることであったり、人々が発見したり学んだりしていることであったり、人々が将来のイメージについて対話したり想像したりしていることが変化の源になり起こるのです。その意味では、最初の問いかけがとても大切であり、その問いによって見いだされたものや発見されたことがストーリーとなって実現し展開されていくのです。
③ 予期の原理(The Anticipatory Principle)
AIアプローチでは、建設的な組織変革や改善のための重要なリソースは、将来についてのイメージや日常の会話にあると考えています。この原理では、将来のイメージが組織の中のメンバーの現在の行動を引き起こすと考えられています。映画がスクリーンに映し出されるように、人々が生きる組織では、彼らの期待が映し出されていると考えられています。それ故、組織で働く人々が組織をどのように考え、組織はどのように機能し、どこに到達しようとしているか、どんなふうになりたいと考えているかといった期待(予期)が重要になるのです。
④ 詩的原理(The Poetic Principle)
この原理を理解するために、人間が生きている組織とは「本を開く」ようなもの、といった隠喩が使われることがあります。組織のストーリーは絶えず、そこにいるメンバーが本の共著者となって描き綴っていると考えられます。過去、現在、未来に至るまでも、その組織で学んだり思いついたり解釈したりしていることをメンバー自身が描き続けているのです。よって、問いかけによって、ネガティブなものに光を当てるのか、ポジティブな変革に光をあてるのかで、組織のストーリーは変わってくるのです。
⑤ ポジティブ原理(The Positive Principle)
この原理は、より具体的であり、AIの実践を通してこの原理に確信を強くもつようになってきていると述べられています(Cooperrider, D.L., Whitney, D. & Stavros, J.M. 2008)。ポジティブな気持ちや社会的なつながり、希望をもつといった態度、そしてひらめきや他者とともに何かを創り出す純粋な喜びなどのポジティブさは、変革のための推進力として大切になります。よりポジティブな問いかけが組織やグループに与えられるほど、より長期的で効果的な変化を生み出すことになります。
==========
以上の原理をもとに、5つのDを紹介する予定です。こちらは近々、アップします。
こうした原稿書きと同時に、NTLのメンバーになるためのレジュメとアプライのための書類作成に追われています。といっても、こちらは、卒業生の力も借りて、明日/明後日中に完成し、Dr.Robert J. Marshack氏に、書類を送らなければなりません。無事に、受理してもらえるといいのですが、こちらも明日が山場です。
とにかく、少しは、楽になることを考えながら、まだまだ苦行の日々が続く毎日です。


2011年10月23日|

我が家の柿の収穫祭(?祭ほどではありませんが、ちょっと大げさに)

我が家の柿の木。母親が元気な時に、植えてくれてから毎年秋には実を付けてくれています。
今年は、不作でしたが、それでも、前回10個ほど家内がとり、本日、20数個立派な柿の収穫ができました。やはり、実のなる木が家にあるのは楽しいですね。孫二人に『ジージー」『ジージー』と励まされながらの収穫でした。
R0012869.JPG
ただ、今年の台風で、毎年100〜200個ぐらい実をつけていたキウイフルーツは、完全に枝を切り落としたので、果たして再生なるか?心配なところです。一からの出直しです。


2011年10月22日|

北海道から、「こんぶ娘の工房」の「こんぶ娘の焼きこんぶ」が送られてきました!

先日、清里にて第37回インタプリターズキャンプ:体験学習法に参加してくださった方にお願いしていた北海道厚岸郡浜中町丸山散布にあるこんぶ娘の工房「こんぶ娘の焼き昆布」が届きました。
ボール箱にいろいろな種類の昆布などが混ざっていました。「こんぶ娘の焼き昆布」に加えて、手削りの「猫足のおぼろ昆布」、「猫の福みみ」、そして、霧多布のヤマタ飯高商店の「鮭とば」も送ってくださいました。
鈴木さんありがとう!楽しみに、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、好みの酒のお友に、楽しい夜を過ごさせていただきます。感謝!
しばらく晩酌が楽しみです。
R0012867.JPG


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